コープ住宅推進協議会関西
2 コープ住宅推進協議会について
 
(1)コープ住宅推進協議会の発足
 コープ住宅は、家を建てたい人々が集まり、協同して建てられた集合住宅であるが、事業を進めるには建築、法律、税務、不動産あるいは施工などの専門家の助けが必要であり、コープ住宅づくりを支援する専門家の集団をコーディネーターと呼んでいる。これらのコーディネーターの活動は、当初はプロジェクトごとにその都度チームが編成され事業が終わると解散されるというような状態であったが、コープ住宅の建設が盛んになるにつれて、コーディネーターの間でもある程度組織化が進んでくるようになり、また、この運動に賛同する学識経験者やコーディネーターなどが緩やかな横のつながりを持つようになり、さらに、プロジェクト支援組織も出来てきた。

 この運動が盛んになりプロジェクトが増えてくると、各地で様々なコーディネーターが活躍するようになり、その中にはコーディネーターと称してコープ住宅を逆手に取った青田売りを行う者が出てくるようになった。それまで健全な運動を進めてきたコーディネーターの間では、この事を重視し、運動を発展させていくためには、コープ精神の啓発やコーディネーターの資質向上などを行う統一的な組織が必要であると考えられるようになった。これに建設省の指導も加わり、1978年に全国組織である「コープ住宅推進協議会」が設立された。ここにいたり初めて、日本でも、ようやく組織的に足並みが整うことになると共に、この運動の新たなスタートが切られることになった。

 本協議会は、学者、公団・公社・行政関係者、コーディネーターなどで構成されており現在会長は救仁郷斉氏、幹事長は中林由行氏および高田昇氏がなり、入居者、コーディネーター、公的機関、民間企業などと協力しながら、コーポラティブ方式による住まいづくりを支援・推進するとともに、欧米なみの支援制度と組織の確立を目指して活躍している。

 すでに「全国コープ住宅推進協議会」および「コープ住宅推進協議会関西」の2団体がNPO法人の認証申請をすませ、年内にはNPO法人として新たな体制を整え、より充実した活動を展開することになる。

 

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(2) コープ住宅推進協議会の活動